木材調書の作成で見積が納得できるものになる

森に愛される家の住まいづくりは、全て国産材の木材で作られています。
産地が明確に解るだけではありません。
土台、柱、梁、桁などの部位部材の形状、節の有無による等級(農林規格)、使用量、価格の全てが解る木材調書(木拾い書)を作っています。

 通常、これらは明らかにされず、いわゆる施工会社のブラックボックスになっております。しかし、私達はエンドユーザーとの信頼に基づいて明らかにすることにしました。

メーカーの商品化された住宅では、メーカーの都合を優先する営業マンとの交渉事で決める事になるため、お客様がこだわりを持ってオーダーすればするほど、高いコストを提示され、結果的にこだわることを諦めてしまいがちです。

 山で育てられた立木が伐採され、丸太の状態で製材所に入り、乾燥加工され木材になるまでの工程での利用効率には歩留まりがあり、どうしてもロスが出ます。
産地から工事現場まで運ばれる流通過程にも数々のリスクが発生します。
木材調書により、使用する木材の量と品質を明確にしない場合には、木材の価格にこういったリスクとロスが転化され、どんどん高くなってしまうのです。

 エンドユーザーとの事前の充分な打ち合わせによって、こだわりがあっても適材適所に必要な量を必要な品質で図面を元に拾い木材調書に明示すれば、双方の不安が解消され、見積が納得できるものになるということを、ぜひ知っていただきたいと思います。